こんにちは、地方の競馬好き精神科医のeichanです。
日高軽種馬農業協同組合が主催する1歳馬のセリ市で日高最大の市場「セレクションセール2022」が7月26日、27日の2日間、北海道新ひだか町の北海道市場で開催されています。
今年はセリに出る頭数が多く2日間に分かれて開催されるようです。選考委員会が定める血統基準に従って上場申し込み馬はふるいにかけられ、さらに実馬検査を実施して馬体などがチェックされたのちに選りすぐりの上場馬が決定される。実馬検査を伴う市場は日本では当セールのみで、過去の主な取引馬にはダートG1•10勝のホッコータルマエ(1500万円)、16年高松宮記念などを制したビッグアーサー(1050万円)などのG1馬を輩出。現役馬では国内外で重賞4勝を挙げ、2年連続で凱旋門賞に挑戦するディープボンド(1650万円)、20年、21年のJpn1南部杯を連覇したアルクトス(1900万円)などが活躍している。
前述した馬はすべて2000万円以下で取引され、後の活躍を思えば破格の値段ですね。億越えが飛び交うセレクトセールに比べ、低価格帯で取引されることが多く、もし馬主になることができたならば参加したいと思っているセールの1つです。
ちなみに去年のセレクションセールでの最高価格は元出資馬のエピファネイアを父に持つスリーアロー20(牡)の6000万円(税抜き)で、嶋田賢氏が落札しています。
今年のセレクションセールは例年よりも頭数が多く、計311頭が上場予定で、元出資馬のエピファネイア産駒は初日6頭、2日目6頭の合計12頭がセリに上場される予定です。今年も元出資馬のエピファネイアの産駒が高額取引されるか注目しています。